マルタ共和国への旅 ~その3~ [旅行]
Posted on 16 Aug, 2015
マルタのお話、その3です。
マルタ共和国への旅 ~その2~ に書いたように、現地のゴゾ島ツアーについてです。マルタは、主要な島が3つあります。マルタ島、ゴゾ島そしてコノミ島です。マルタ島だけでも観光するところはたくさんあるのですが、せっかくなのでゴゾ島にも行きましょう。
マルタ島からゴゾ島に行くには、マルタ島の北西にある港からゴゾ島息のフェリーに乗ります。ゴゾ島での移動の足の問題もあるので、レンタカーを借りるか現地のツアーに参加してしまうのがいいと思います。今回は、現地のツアーに参加しました。
まず、日本で現地ツアーの情報を集めて申込みをします。ネットで検索すると、VELTRA というサイトが見つかりました。ここで見ると、ツアーが2種類あります。
1つは「送迎付き ゴゾ島1日観光ツアー」です。この記事を書いている時点で、料金は EUR 57.00 です。為替レートによって差はありますが、7,000円~8,500円ぐらいといったところでしょうか。それほど高くないです。ただし、「英語ガイドのみ」と書かれています。
そしてもう1つが「日本人公認ガイドと巡るゴゾ島ツアー」です。こちらは車貸切でガイドさんも専属です。もちろん日本人のガイドさんなので、日本語ツアーです。でも、とっても高いです。同じくこの記事を書いている時点で EUR 220.00 です。3名なら EUR 180.00、4名なら EUR 145.00、5名だと EUR 125.00 という人数に応じた割引はありますが、今回の旅行は2名なので適応されません。EUR 220.00 だと、英語ツアーの EUR 57.00 の4倍弱の値段です。貸切ツアーなので仕方ないとは思いますが、高いです。専任ガイドなので説明もしっかり聞けるし、日本語なのは楽ですが、値段のことを考えて、1つ目の英語ツアーの方にしました。
また、現地ツアーに関しては、他の現地旅行会社のサイトにも情報があります。
Japan to Malta Tourism → 現地発オプショナルツアー、日本人ガイドのゴゾ島ツアー
Globalair travel & tourism - Malta → ゴゾ島ツアー
それぞれのサイトを比較すると分かるのですが、どうも全部同じ内容みたいです。基本的に料金も変わりません。ということは、共通のツアーを色々な旅行会社が取り扱っているだけということになります。内容は全部同じなので、どこの会社を通じて申し込むかという差しかないですね。
今回は、Japan to Malta Tourism のサイトから、英語ツアーのゴゾ島1日観光を申込みました。
では、参加したツアーの内容です。
まず、朝の9時に指定したホテルにピックアップに係りの人が来ます。ちなみに、この時点から英語です。すぐにバスに乗ってフェリー乗り場の方に向かうかと思ったら、バスまで少し歩かされました。近くの別のホテルの前にバスが停まっていて、係りの人に連れられて向かいます。その途中で別のホテルにも寄って、同じツアーに参加する人を拾っていきます。
バスに乗ると、色々な国から来た観光客が参加しているので、様々な言語が飛び交っています。今日1日、この人たちと回るのかなと思ったら、それも違いました。フェリー乗り場に向かうバスの中で説明(もちろん英語)されるのですが、フェリーを降りてゴゾ島に着いたら、別のバスに乗り換えるようです。で、そのバスはガイドの言語によって振り分けられているのです。英語ツアーだと思ったら、英語以外の言語のガイドさんもいるようです。英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語などがあったと思います。このツアーは英語のみではなかったんですね。でも、日本語はありませんよ。バスの中の説明では、希望する言語のガイドさんの名前を言われるので、その名前を憶えておきます。この説明は、英語以外の言語でもされたと思います。
マルタ島からゴゾ島へのフェリーは30分ぐらいだったと思います。参加する人はたくさんいて、フェリー乗り場は以下のようなごったがえし状態でした。
フェリーには、カフェやコンビニみたいな小さなお店もあるのですが、カフェは大混雑でした。特に食べ物や飲み物が必要でなければ、デッキで写真を撮っていればすぐに着きます。
フェリーを降りると、各自自力で希望の言語のガイドさんを見つけます。申し込んだのは英語ツアーですが、別の言語のツアーに参加しても大丈夫な感じです。まあ、英語しかできないので英語に参加しましたけど。
ここから先は英語ツアーに参加した人と一緒に1日観光します。マルタ島に行く計画をするまでは知らなかったのですが、マルタ島は公用語がマルタ語と英語だということもあり、英語を勉強する留学先としても人気があるそうです。公用語の1つが英語だということ、ユーロ圏でしかも物価が安いということ、治安が良いということから人気なんだそうです。この1日観光バスでも、マルタに短期語学留学に来ていた日本人3名とご一緒しました。日本人は、我々を含めて5名でした。それ以外には15~20人ぐらいが参加していた感じです。
ガイドさんが、バスで移動中に説明したり観光する場所で説明してくれます。まあ、全部英語ですが。これらは、ガイドブック片手について歩けば全部聞き取れなくてもOKです。ただ、短い自由行動の時間もあるので、最終的な集合場所と集合時間は聞き取れるようにしましょう。そうでないと、取り残されかねません。
あと、このツアーには昼食が含まれています。昼食は20人ぐらいがいくつかのテーブルに分かれて一緒にとりますが、同じテーブルの人とのおしゃべりぐらいはできた方がいいでしょうね。今回は、韓国系アメリカ人の観光客4名と一緒にテーブルを囲みました。お互いにだまっているのは変な雰囲気だし、普通の会話ぐらいは英語でできないと困るかもしれません。
ツアーには含まれていませんが、自由時間でアズールウィンドウで小舟に乗ったり、きれいな教会に入ったりもしました。
こうやって1日のツアーが終わると、バスで港まで戻ってきてフェリーでゴゾ島に帰ります。ゴゾ島の港からは、行きと同じようにホテルまでバスで送ってくれます。
アズールウィンドウで乗った小舟です。1人EUR 2.00でした。安いので乗る価値ありです。
マルタ島は、日本から直行便もなく行きにくい国ですが、地中海の島国らしく明るくてとてもいいところです。ユーロが使えて英語が通じるので敷居は高くないと思います。
現地の人もフレンドリーで、物価も安いです。小さな国ですが、見るところがたくさんあるので1週間ぐらい滞在してもやることがなくなることはない感じです。今回4泊したのですが、短すぎました。ぜひ、また機会を見つけて行ってみたいですね。
みなさんも、機会があれば訪れてみてはいかがですか。
マルタ共和国への旅 ~その2~ [旅行]
マルタ共和国への旅 ~その1~ を書いてから、なかなか時間が確保できず、すっかり日にちが過ぎてしまいました。
今回は、観光や食事などについて少し書いておきたいと思います。
今回宿泊したホテルは、スリーマという街です。小さな湾を隔ててバレッタの向かい側です。ホテルの目の前には湾の景色が広がっています。
この湾からは、向かい側のバレッタの街に向かうフェリーなどが発着しています。
湾を船で渡ってしまえば、スリーマからバレッタはすぐです。フェリーで10分ぐらいだったでしょうか。でも陸路でバスなどで移動すると、ぐるっと湾を回って行かなければならないので時間がかかります。スリーマ⇔バレッタのフェリーはとても便利でした。
また、この湾からは観光用のバスなども発着しています。マルタ以外でも海外の主要な観光地で見かける、二階建ての観光バスです。湾に沿った道を歩いていくと、スリーマ・バレッタ間の移動フェリーだけでなく、観光用の半日クルーズや1日クルーズなどの観光フェリー、それに観光用バスなどのチケットを販売する小さなブースがいくつも連続して立っているのに出くわします。チケット売りのブースには売り子の人がいて、前を観光客が通ると一所懸命にアピールして売り込みをします。でも、決して強引でもなく、しつこくもないので、必要なければ「No Thank you」と言って通り過ぎれば、それ以上は売り込みはされませんでした。しつこい売り子さんが居ると、その前を歩きたくなくなりますからね。これは重要。
観光バスや観光フェリーのチケット販売ブースの前には、こんな感じの看板も立てられています。
上の2枚の写真、どちらも左側は二階建て観光バスの宣伝です。このように、二階建て観光バスは2つの会社が運行しています。1つは「Sightseeing Malta」で、もう1つが「Malta Sightseeing」。ものすごく似ています。それぞれのバスで、運行ルートや運行時間が少し違うので、事前にネットで調べて、自分の希望に合った方を選んでください。
それぞれの実際に運行されているバスは、こんな感じ。
バス自体も似てるんです。 今回の旅で利用したのは、上の写真の一番下の青いやつです。最初にバス停で待っているときに、一番上のバスがちょうどの時間に来たので乗ろうとしたら、運転手に「あんたのチケットは別の会社のバスだよ」と止められました。うげ~、似てて良く分からん! 利用される方は間違えないように気を付けてください。
どちらの観光バスも、ネットにサイトがあるので、行く前に事前に調べて計画を立てるといいと思います。URLは、他の観光に役立つサイトと合わせて、一番下に書きますね。
マルタ島は、とても小さい島なのですが、鉄道が通っていないので移動にはフェリーかバスやタクシーあるいはレンタカーを利用するしかありません。地元の観光ローカルツアーも色々あるので、それに参加するのもいいと思います。今回の旅行では、ゴゾ島にいく現地ツアーに参加しました。その話は、~その3~にしておきます。
今回の記事の最後に、ちょっと食事のことについて書いておきます。マルタへは日本からの直行便が飛んでいないので、ヨーロッパのどこかの都市でフライトの乗り継ぎが必要になります。
マルタ共和国への旅 ~その1~ にも書きましたが、今回のマルタへはパリ経由で行きました。せっかくパリを通るのでマルタに飛ぶ前にパリで2泊しています。マルタの通貨はユーロなのでパリと同じなのですが、物価という点では大きく違います。まあ、パリと言えば、同じユーロ圏でも物価が高い都市なので、そこと比べるのもどうかとは思いますが、感覚的には2~3倍近くの差がある印象です。例えば、同じ夕食にかける金額にしても、その位の感覚です。
あと、食事と言えば、マルタのレストランの料理は一般的に言って量が多めのようです。中には、同じメニューでも通常の量のものと少なめの量のものがある場合があります。そんなにたくさんは食べられないと思ったら、同じメニューで少ない量のものはありますか、と聞いてみるといいです。
ビールなどのアルコール類も、比較的安いです。例えば、次の写真のような看板がレストランにありました。
パイントで2.5ユーロなら安いと思います。
では、~その2~ はこれくらいで。覚えていれば、ゴゾ島現地ツアーの話を ~その3~ で。
以下、観光の下調べに参考になりそうなサイトのURLです。
Visit Malta ・・・ http://www.visitmalta.com/en/
Heritage Malta ・・・ http://heritagemalta.org/
Malta Public Transport ・・・ http://www.publictransport.com.mt/
Your gateway to Gozo ・・・ http://www.gozochannel.com/en/home.htm
Island of Gozo ・・・ http://www.islandofgozo.org/
Malta sightseeing ・・・ http://www.maltasightseeing.com/
Sightseeing Malta ・・・ http://www.city-sightseeing.com/tours/malta/malta.htm
マルタ観光局 ・・・ http://www.mtajapan.com/index.html
マルタ島ナビ ・・・ http://www.maltanavi.com/index.html
マルタ共和国への旅 ~その1~ [旅行]
Posted on 29 May, 2015
ヨーロッパに旅行するのが好きで、西欧・南欧・中欧のいくつかの国には行ったことがあります。今回、今までに行ったことがない国に行こうと思い、ハンガリーのブダペストかマルタを候補に挙げました。
色々考えた末に、今回の行き先はマルタに決定!
ガイドブックで情報収集
詳細な計画を立てる前に、まずガイドブックでマルタの情報収集です。ですが・・・、ガイドブックがありません。唯一見つかるのが、下の地球の歩き方です。しかも、メインは南イタリアでマルタはおまけのような扱い。
実際、マルタについての記述は少ないです。現地に持っていきましたが、南イタリアの部分はいらないので、マルタの部分だけ切り離していきました。他にも何か情報があるといいかなと思い、英語のガイドブックも探してみることに。今まで、英語のガイドブックなんて探す必要性がなかったので、Lonely Planetぐらいしか知りません。とりあえず、Lonely Planetにマルタがあるかどうか探してみます。
ありました。しかもちゃんとマルタで独立した1冊。さすがLonely Planet。でも、買う前に中身を見てみたいです。都心の大き目の本屋を3件回りました。大き目の本屋なのでLonely Planetシリーズ自体は置いてありました。でも、マルタがないんですぅ・・・。やはり、超マイナーなんでしょうか。仕方がないので Amazon.co.jp で買うことにしたんですが、中身を見ないで買うので、少しでも出費を抑えようとKindle版にしました。
マルタ共和国
ちなみに、地図で見るとマルタ島はこんな感じ。
でも、これだとヨーロッパのどのあたりなのか全然分からないので、もう少し広域にしてみます。
広域にすると、マルタっていう国の名前すら消えてしまいました。場所的にはシチリア島のちょっと南ですね。とっても小さな島ですが、これでも1つの共和国です。ウィキペディアによれば、面積は東京23区の半分程度だそうです。小さいですね。人口は45万人程度。公用語はマルタ語と英語で、通貨はユーロです。
フライトの手配
ツアー旅行では希望に近いものはなかったので、自分たちでプランニングすることに。まずは、フライトですね。残念ながら、日本からマルタへの直行便は運行されていません。ヨーロッパのどこかの都市で乗り継ぎです。自分たちはJALのフリークエントフライヤーなので、最初はJAL便を中心に探します。JAL便でヨーロッパに行くには、乗り継ぎ候補としては以下の都市になります。
・ロンドン
・パリ
・フランクフルト
・ヘルシンキ
まあ、近そうなのはパリですね。で、パリ便を調べたんですが、案の定 高い・・・。で、JAL便を諦めて「パリなんだったらエール・フランスでしょ」と思いエール・フランスのサイトに。JALに比べて半額以下でフライトがとれることが分かり、あっさりとエールフランスに。
パリからマルタまでは、エアー・マルタが就航しています。エール・フランスでも同じ便をコードシェアで共同運航しているようで、エール・フランスのサイトでも手配できました。でも、エアー・マルタでとった方が安かったので、エアー・マルタで手配することに。
ちなみに、エール・フランスのサイトは、ちゃんと日本語のページがあります。
http://www.airfrance.co.jp/cgi-bin/AF/JP/ja/common/home/home/HomePageAction.do
しかし、エアー・マルタのサイトには日本語のページはありません。
http://www.airmalta.com/
右上の言語選択をドロップダウンしてみても、日本語の選択肢はないですね。でも、まあ英語なので何とかなります。
日本からパリに着いて、すぐに乗り継いでマルタに向かっても良かったのですが、ちょうど良い時間の乗り継ぎ便がありません。では、ゆっくりするか、という事でパリで2泊してからマルタに向かう便を予約。帰りもパリに一旦戻ってくるのですが、シャルル・ド・ゴール行きの便は朝が早くて大変。そこでマルタ→パリはオルリー行の便にしました。
E-チケットの発行
羽田→パリ(シャルル・ド・ゴール)、パリ(シャルル・ド・ゴール)→マルタ、マルタ→パリ(オルリー)、パリ(シャルル・ド・ゴール)→羽田
の4つのフライト予約ができました。次に、E-チケットのゲットです。エール・フランスの便は予約確認メールにE-チケットが添付されてきたので、ゲットする必要もなく入手完了。一方のエアー・マルタは、実はちょっとてこずりました。エアー・マルタから予約確認メールが届いたので中を見ると、予約番号が書かれている右隣にリンクがあり「View my e-ticket confirmation」と書かれています。ふむふむ、ここから飛べばいいんだなと思い、リンクをクリック。すると、以下のような画面が表示されます。
ここに、予約番号と名前を入力すればいいのね、と入力すると「Itineraryがあるよ~ん」みたいな表示(すいません、画面キャプチャーしてないです)が出ます。で「OK」みたいなボタンを押すと、次に表示される画面が予想外。
TripCaseというサイトのログイン画面が出ます。さっき画面キャプチャーしたら、記憶とちょっと違う気もしましたが、まあこんな感じの画面です。
ネットで情報を探してみたら、なんか提携してる感じですね。エアー・マルタのE-チケットの発券とかを自社のサイトで行わずにTripCaseに委託している感じでしょうか。でもTripCaseなんて知らないし、アカウントも持ってないし・・・。とりあえずエアー・マルタに登録したメールアドレスとパスワードを入れてみます。「そんなアカウント登録されてないよ~ん」と言われます。まあ、そうでしょうねぇ・・・
う~ん、困りました。それなら、と、エアー・マルタと同じメールアドレスでアカウントを新規に作成。メールアドレスで情報がリンクされてるかもしれないし。残念ながら結果はあえなく玉砕。E-チケットは入手できません。
まあ、予約番号さえあれば空港のカウンターで検索してもらえるので大丈夫なんですが、E-チケットがあれば行きのシャルル・ド・ゴールでのターミナルが書かれているはずです。調べればいいんですけど、ああ、面倒くさいなあ。どうせ面倒なら、エアー・マルタに問い合わせてみようと思い、カスタマーサポートにメールしました。2日ほど返答を待ってみたんですけど、返事がきません。それならば、と、今度はサイトの問い合わせフォームから再度チャレンジ。すると、フォームの方のレスとメールでの問い合わせのレスが、ほぼ同時に次の日にきました。でも、結局TripCaseサイトのログイン画面で何をすればいいのかは分からないままでした。と、言うのも、問い合わせの返信メールにはその事自体は記載されておらず、メールにE-チケットが添付されていたんです。
まあ、分からないことは残りましたが、今回の旅には支障がないのでOKとしましょう。
エアー・マルタ
下の画像は、パリからマルタに向かうときに実際に搭乗した機体です。ちょうどマルタの空港に到着して、降りたところです。
機体のペイントがかっこいいですよね。特に尾翼のマルタ十字が光ってます!!
マルタでタクシー
マルタの交通システムはイギリス式です。つまり、日本と同じ「右ハンドル」「左側通行」です。その点では運転は難しくないと思います。実際、旅のプランニングをしているときには、レンタカーを借りることも考えました。でも、観光の予定を考えていくと、特にレンタカーの必要性がなく、今回は借りませんでした。
レンタカーを借りていないので、空港からホテルまではタクシーで移動です。ちなみに、マルタに鉄道はありません。このタクシーなのですが、運賃が目的地の地区ごとに決まっていて、前払いでした。
到着ロビーに着いてタクシー乗り場に向かうと、カウンターがあってお姉ちゃんが中にいます。その奥にはパイプ椅子のような椅子が置いてあり、こちらにはおじさんが座っています。実は、このおじさん達はタクシーの運転手さんです。カウンターの窓口でお姉ちゃんにホテルの名前と住所を言います。すると、地区ごとに決まっている運賃を言われます。カウンターのお姉ちゃんは、専用の紙に目的地域と値段を書いて、半分に切ります。その一方を運転手さんに渡し、残りの半分をこっちに渡してくれます。お金はお姉ちゃんに払うだけで、その場では運転手さんには渡りません。あとで、専用用紙の半分で清算なのでしょうね。
あらかじめ運賃が決まっていると、楽ちんですね。混雑状況などで運賃が変わることもないし、カウンターであればお釣りの小銭がないということもありませんね。
マルタからパリに戻る際にはホテルでタクシーを呼んでもらい空港に行ったのですが、その時もホテルのカウンターで値段を言われ、前払いでした。値段も空港→ホテルの時ときっちり同じ値段だったし、とても楽なシステムでした。
~その1~ は、これくらいにしておきます。その2 では、マルタでの食事や観光などについて書ければいいなあと思っています。
海外で出会った にゃん たち [旅行]
Posted on 18 April 2014
ねこ好きなので、街角でねこを見つけると、どうしても写真を撮ったり近づいて撫でたりしてしまいます。ほとんどの場合、逃げられてしまいますが・・・
海外に行っても同じことをしてしまいます。地域によって、とっても人懐っこいねこに出会えたりすると嬉しくなります。と、いうことで、海外で撮影できたねこたちの写真を載せてみました。
まずは、イギリスの湖水地方。
次は、イタリアのフィレンツェ。
こちらは、フランス。
まずは、アビニヨン。
こっちは、ニース。
ちょっと場所が変わって、シンガポール。
さて、ここからが本命です。なんと言ってもギリシャ。ねこに会いに行くならギリシャはいいですよ~。人懐っこくて、向こうから寄ってきてくれる子が多いです。では、ギリシャのにゃんこたちをドドーンと。
まずは、首都のアテネ。
なんと言ってもエーゲ海の島々がお勧めできます。
最初は、ロードス島。
次は、ミコノス島。
最後はイドラ島。ここは、フェリーで上陸すると、そこにはねこがたくさん。思わずにまにましてしまいました。別に、どこかの家で飼われている感じではなくて、島の人たち全員がすべてのにゃんを世話している感じでした。
撮りためた写真からピックアップした、にゃんたちの写真でした。
最後に「おまけ」です。サントリーニ島で横を一緒に歩いてくれた わんこ です。
海外旅行中に見つけたスターバックス [旅行]
シドニー観光:タロンガ動物園 [旅行]
Posted on 6 April 2014
オーストラリアのシドニーの観光情報です。
シドニーは、街歩きをしていても楽しめますが、周辺に観光スポットもたくさんあります。今回は、タロンガ動物園の紹介です。
タロンガ動物園に行くには、ダーリングハーバーかサーキュラーキーからフェリーに乗って行きます。フェリーは本数が少ないので、事前に観光案内所などでパンフレットを入手して、フェリーの時間をチェックしておきましょう。
こんな感じのパンフレットでOK。裏面にフェリーの情報が書かれていました。
前回タロンガ動物園に行った時には、サーキュラーキーからフェリーに乗ったんですが、今回はダーリングハーバーからにしました。ダーリングハーバーで朝食をとった後に、フェリーのチケット売り場に行きます。ダーリングハーバーのチケット売り場は、水族館の横、26番の乗り場の正面にあります。
ここでフェリーのチェットを買います。往復のフェリーと動物園の入場券がセットになっている券があるので、それをゲット。クレジットカードで料金を払おうとしたら、手数料がかかるけどいいかと聞かれました。
6番乗り場のところには看板が立っていて、ここにもフェリーの時刻表があります。観光案内書でパンフレットがゲットできなければ、ここで確認することもできます。
チケットはこんな感じ。
26番乗り場で待っていると、フェリーが来ました。
ダーリングハーバーから出発したフェリーは、サーキュラーキーを経由してタロンガ動物園に向かいます。
フェリーからの眺めをいくつか紹介しましょう。
天気が良かったのでみんなオープンデッキに出てきています。でもオーストラリアは紫外線が強いので日焼けには注意しましょう。
ハーバーブリッジです。フェリーはこの橋の下を通ります。
言わずと知れたオペラハウス。
フェリーには、このような赤い色のオーストリアの国旗が付けられていました。シドニー出身の知人が「Australian Red Ensign」と言って、オーストラリアで登録された船に掲揚されるって教えてくれました。もっと詳しく知りたい人は、Wikipediaへどうぞ → http://en.wikipedia.org/wiki/Australian_Red_Ensign
ダーリングハーバーから30分ぐらいでタロンガ動物園のフェリーが到着します。
フェリーを降りたら、ケーブルカーに乗って山の上まで一旦昇ります。
ケーブルカーを降りると動物園の入り口に到着します。まずは、園内のマップを入手しましょう。マップには園内で行われるショーの情報も書かれているので、必ずチェックします。
マップを参照しながら、気に入った動物を見に行ってください。
園内では、色々なショーも行われているので、時間を合わせて見に行きましょう。特に、バードショーはお勧めです。絶対に見てください。
今回は、この他にもアシカショーを見に行きました。
帰りのフェリーの時間に注意しつつ園内を散策したら、フェリーに乗って帰ってきます。
やはりデッキには人がたくさんいます。遠くに見えているのは、タロンガ動物園のフェリー発着所です。ケーブルカーも小さく写っていますね。
次は、シドニーの別のスポットを紹介します。
オーストラリアのケアンズやパームコーブに行くなら、レンタカー利用がお勧め♪ [旅行]
Posted on 26 July 2013
7月の中旬に、オーストラリアのパームコーブに行ってきました。休みの関係で、ちょっと弾丸な日程ではありましたが、暑い日本の夏から逃げ出して、南半球のオーストラリアに行くと、涼しくて肩の力が抜けます。
南半球なので、7月は季節的には冬なんですが、パームコーブはオーストラリアの中でも北の方に位置しているので、寒くはありません。同じ時期でもシドニーやメルボルンに行くと寒いでしょうね。この時期には行ったことないけど。
で、7~8月のパームコーブの気候はどんなもんかと言うと、昼間は25℃ぐらいでしょうか。晴れて日差しの下に居ると暑いです。でも日本のように35℃になったりはしませんから、まあまあ快適な範疇です。25℃ぐらいあるので、プールや海で泳ぐこともできます。夜は、20℃以下に下がる感じですね。クーラーなんかなくても、ぐっすり眠ることができます。熱帯夜とはさようなら、です。冬なのにこんなに気温が高いので、夏(日本の冬)に行ったら、とんでもなく暑いんだろうなあ、と思います。夏には行ったことないですね。夏に行くなら南の方のシドニーとかにしてます。
パームコーブに行くのは、今回が4回目になります。1回目から、毎回レンタカーを借りて行動しています。パームコーブに行ったら、是非レンタカーで移動してみてください。逆に、レンタカーがないと、パームコーブでは行動するのが大変になります。今までのレンタカーを並べてみましょう(笑)
2回目
パームコーブに行くには、ケアンズ空港を利用します。ケアンズにはJetstarを使って行くことが多いです。成田を夜に出て、ケアンズには朝早く着きます。着いた日にも活動すると思うので、機内ではゆっくり寝ておくことが重要ですね。ケアンズ自体には1度行きましたが、街が小さくて、あまりやることがありません。それよりはパームコーブに行って、のんびりと海岸沿いを散歩したり、ホテルのプールでくつろいだりする方が快適です。
ケアンズの空港に着いて、荷物のピックアップと税関を通ると、到着ゲートです。到着ゲートを出ると、色んな旅行会社の人がパネルを持って待っているのに遭遇します。有名どころの旅行会社は全部揃っている感じですね。朝の6時前なので、まだ外は暗いです。冬ですからね。
上の写真は、到着ゲートに向かって撮影したものです。帰る時に撮ったものなので明るいですが、到着時はもっと暗いです。写真にはちょっとしたカフェのようなものが見えますが、これって、昔はなかったなあ。何もなくて、ベンチが無機質に並んでいるだけのロビーでした。
旅行会社のピックアップを横目に見ながら、レンタカーのカウンターに向かいます。ケアンズの空港は小さいので、カウンターもすぐに見つかります。
こんな感じで、各社の受付カウンターが並んでいます。この写真は到着時のものなので、外は暗いですね。各社とも、カウンターは小さくて、係の人も1人しかいません。いつもHertzを利用するので、Hertzのカウンターで手続きです。Hertzのメンバーで、事前にネットで保険の種類などを指定しているので、手続きには時間がかかりません。車を止めてある場所を教えてもらって、キーとナビの装置を受け取ればおしまいです。車に向かいます。 ここで車借りるのは初めてではないので、車の位置は知っていますけどね・・・。
空港の建物を出て、目の前の道路を渡ればレンタカーが止まっているスペースです。特に立派なスペースではなく、レンタカーの出入り用の道路の脇に縦列駐車されているだけです。
ケアンズ空港からパームコーブまでは、車で30分ぐらいです。道も1本道なので分かりやすいです。自分にとって一番分かりにくいのは、空港の敷地から出ることですね。何度も来ていますが、毎回忘れているし、外はまだ暗いので、毎回迷ってしまいます。我ながらバカだなあと思いますよ。
オーストラリアは、イギリスなどと同じで右ハンドルの左側通行です。ヨーロッパの国々とは違って、オートマの車が主流なので、日本と同じ感覚で運転できます。ケアンズ周辺ではマナーの悪いドライバーに出くわすこともないです。海外レンタカーデビューするなら、最もハードルが低い地域の1つではないかと思います。
運転する際に、唯一気を付ける必要があるのは、ラウンドアバウトでしょうね。交差点に信号がなくて、中心がロータリーになっている構造の場所です。一番有名なのは、パリの凱旋門の周りではないでしょうか。
ケアンズ市内ではラウンドアバウトより普通の信号機付き交差点が圧倒的に多いのですが、ケアンズからパームコーブに向かう道には一定距離おきにラウンドアバウトに遭遇します。前部で10個ぐらいです。ラウンドアバウトに近づいたら、何個目の出口で環状部分から離脱するのか確認します。と言うのも、片側が2車線以上の場合、出口によってどちらの車線を走らなければ出れないかが違ってきます。ラウンドアバウトの環状部分で車線変更するのは危ないので、事前に適切な車線に入っておくのがいいです。ケアンズからパームコーブなら、メイン道路をずんずん進んでいくだけなので、どちらの車線を走っていても大丈夫です。途中で道から外れる必要がある場合だけ注意ですね。また、ラウンドアバウトでは、中の環状部分を走っている車が優先なので、環状部分に入る時には注意しましょう。最初は少し緊張しますが、慣れてくれば難しくないです。20分以上車を走らせていると、片側1車線になります。こうなれば、パームコーブまで、もう少しです。
車を走らせていて気になるのは、道の脇を自転車が走っていることがあるという点です。ケアンズからパームコーブまでは、キャプテン・クック・ハイウェイという道路を走るんですが、ここの制限速度が80kmとか100kmとかだったりします。車線は狭くないものの、横を自転車が走っているのはちょっと怖いです。
のんびり移動してパームコーブに着いても、まだ朝の7時ぐらいです。この時間だと、ホテルにチェックインはできても、部屋は使えないことがほとんどでしょう。今回も部屋の準備はできていませんでした。パームコーブのカフェで朝食でもとりながら、どこに行くか考えましょう。
イングリッシュ・ブレックファーストでもいいし、バーガーもいいですね。オーストラリアは何を食べても美味しいので、気持ちもハッピーになりますね。ただ、量は多めですけど。
飲み物はカプチーノとかでもいいですが、オーストラリアなのでフラット・ホワイトなどは如何でしょう。他にも、オーストラリアらしいコーヒーの頼み方なら、ショート・ブラックやロング・ブラックなどもありますが。
お腹がいっぱいになったら、行動開始です。レンタカーでどこに行きましょうか。パームコーブからさほど遠くない場所だと、以下のポイントなどがあります。
- ケアンズ市内
- レックス展望台
- ポートダグラス
- レインフォレストハビタット
- モスマン渓谷
- キュランダ鉄道、スカイレール、キュランダ
- ケアンズ・トロピカル・ズ-
- ワイルド・ワールド・ズ-
詳しくは、ガイドブックとか見てね。ただ、ケアンズやパームコーブって、ガイドブックにはあまり詳しく書かれてないです。マイナーなのね・・・。
上のスポットは、全部行ったことあるんですが、今回はスカイレールでキュランダとトロピカル・ズ-に行きました。
【スカイレールでキュランダへ】
キュランダに行くには、
- ケアンズからキュランダ鉄道に乗って行く
- カラボニカターミナルからスカイレールに乗って行く
の2通りの手段があります。今回は、パームコーブから車でカラボニカターミナルまで行き、スカイレールで往復しました。キュランダ鉄道もスカイレールも、以前乗ったことがあるんですが、スカイレールにもう一度乗ってみたかったので。
パームコーブから、キャプテン・クック・ハイウェイをケアンズ方面に南下します。パームコーブとケアンズの中間あたりにカラボニカターミナルがあります。ここには駐車場もあるので、車を止めておけます。ここからスカイレールに乗ってキュランダに行きましょう。
スカイレールのサイトはこちら ⇒ http://www.skyrail.com.au/ja
スカイレールは、 カラボニカターミナルとキュランダターミナルの往復で、大人1人 AUD 71.00 もします(泣)。ちょっと高いですね・・・。
右手にはバロン滝、左手にはキュランダ鉄道の車両が見えました
キュランダターミナルに着いた時と、カラボニカターミナルに戻ってきた時には、乗り場に設置されているカメラで記念写真の撮影が行われます。降り口のところで撮影された写真がモニターに映されているので、欲しければ買うことができます。
【ケアンズ・トロピカル・ズ-】
パームコーブから、ほんの5分ほど車を走らせると着きます。え~っと、そんなに大きくもなく、立派でもありません。その割には、入場料が1人 AUD 33.00 もします(泣)。15~20ドルぐらいな感じなのになあ。少し残念。でも、その代わりと言う訳ではないですが、のんびりできます。前回行った時も、今回も、お客さんが多くなかったですね。
中には、カンガルー、ワラビー、クロコダイル、コアラ・・・なんかにお目にかかれます。コアラだっこもできますが、別途お金がかかります。小さなワニを手に持って写真とることもできます。こちらも別料金ですけどね。
さて、旅行が終わったら、空港に戻ってレンタカーの返却です。
レンタカーを返す前にはガソリンを入れて満タンにしますが、これが何と、空港のすぐ近くにはスタンドが見当たりません。キャプテン・クック・ハイウェイの、結構手前で入れる必要があります。実は4回もレンタカーに乗っているわりには、毎回最終スタンドをスルーしてしまいます。仕方ないので、一旦空港を行き過ぎることにしています。キャプテン・クック・ハイウェイからケアンズ空港に向かうエアポート・アベニューに入る交差点を行き過ぎた少し先にスタンドがあります。反対車線なのですが、どうせ行き過ぎているのでUターンしなければならないので問題ないです。ほとんど、ここで入れてる気がする。
ガソリンを入れたら、空港の駐車場に車を止めて、キーとナビを返却します。車を止める場所ですが、車をピックアップした場所の少し手前にあります。道路沿いに斜めに止めておきます。
各レンタカー会社ごちゃまぜなので、空いているところに適当に止めます。
キーとナビを持って、カウンターに返しに行きますが、この時刻にカウンターに人が居ない事がよくあります。たまたまその時間に到着する人が居て、レンタカーを貸し出さなければならない場合には、係員がいますが、いつも居る訳ではないです。居ないと、全てのレンタカー会社のカウンターが無人です。
レンタカーを借りる時に説明されるはずですが、人が居ない場合でも、呼び出す必要はありません。カウンターに下のような札と穴があります。
この穴の中に、車のキーと借りた時に渡された厚紙の用紙に必要事項を書き込んで押し込んでおけばOK。用紙には、返却時の走行メーターの数値を記入する欄や返却時のガソリンの量をマークする欄があります。今回は忘れずにこの用紙も穴の中に押し込んでおきましたが、大体忘れてしまいます。
いつも、どうしようかと悩むのが、ナビ装置の返却です。車備え付けではないので、借りた時に渡してくれて、返却時には返さなければいけないのですが、人が居ないので手渡しできません。しかも、穴より大きいので上記の穴には入りません。しょうがないので、ポンと投げてカウンター中の係員用のイスの上に乗せておきます。
ケアンズ周辺やパームコーブ周辺は、レンタカー利用の敷居が高くないと思います。行く人がいたら、是非レンタカーであちこち回ってみてください。
シンガポールに行ってきました [旅行]
Posted on 9 May 2013
2013年のゴールデン・ウィーク、後半の休みにシンガポールに行ってきました。
旅行に行くのは、メインがヨーロッパ、サブでオーストラリアが多いので、東南アジアは自分としてはとっても珍しいです。
今回は、ゴールデン・ウィークが前後に分断されて休みが短かったので、短期間で楽しめそうな所としてシンガポールを選んでみました。
【1日目】
成田の午前の便で日本出発です。
ゴールデン・ウィークということもあって、機内は満席。小さい子供連れの家族もいます。小さい子連れにもシンガポールは人気なのでしょうか?
7時間ほどのフライトで、夕方にシンガポール「チャンギ空港」に到着。日本と時差が1時間しかないので、非常に楽ですね。
入国審査も特に何もなし。何も聞かれませんでした。ただ、1人1人時間がかかった印象でした。
さて、入国したら税関です。ボクはたばこを持って行ったのですが、シンガポールはたばこ1本から課税対象です。持って行ったガイドブック「るるぶ シンガポール '14」に書かれているとおり、課税(Declare)と書かれた赤い表示のゲートを通ります。ちなみに、うちの奥さんは免税(Not Declare)と書かれた緑のゲートです。てっきり係員がいると思って赤のゲートを通ると、何とカウンターもなければ誰も居ません。そのまま緑のゲートを通ってきた奥さんと合流してしまいました。いかん、いかん。このままでは見つかったら罰金になってしまいます。あわてて、近くにいた空港係員とおぼしき人に、どこで税金払うのか聞きました。そうしたら、スーツケースが回って出てくるベルトコンベアの横に税金を払うオフィスがあると教えてくれました。無事に支払済んで出ることができました。
これが、今回の 【 嘘つき 「るるぶ シンガポール '14」 その1 】 です。
ちなみに、今回のたばこへの課税は、1箱(20本)あたり $7.70 でした。1本あたり30円ほどです。税金を払った時にもらうレシートは必ず携帯して、街で言われたら見せなくてはいけません。You must keep this. と言われました。ただ、見せるような事態には1度もなりませんでしたけどね。
ヨーロッパに比べてフライト時間が短かったこともあり、まだ体力が残っています。疲れていれば空港からホテルまでタクシーで向かうところですが、余力があったので地下鉄での移動にしました。
シンガポールの地下鉄は「MRT」と呼ばれています。MRTには、「東西線」「南北線」「北東線」「サークル線」の4本が走っています。「チャンギ空港」には「東西線」が来ています。今回、日本からはJAL便を利用したので、チャンギにはターミナル1に到着しました。MRTに乗るには、ターミナル2かターミナル3に移動します。空港内のターミナル移動は、歩いてもできますが、空港内シャトルが走っているので、それを利用します。
シャトルに乗って、ターミナル2のMRT駅「チャンギ・エアポート」に来ました。さて、切符を買います。
こんな感じの切符販売機を探して買います。
券売機は、こんな感じ。
新規にチケットを買うには、画面左側の「Bye Standard Ticket」と書かれた方の「Map」か「Station Name」を押して、目的地の駅を選びます。「Map」を選べば路線図が、「Station Name」選べば駅名がアルファベット順に表示されます。目的地の駅を選ぶと、片道か往復かを選んだ後で画面に料金が表示されます。料金を投入すれば切符が発券されます。
ここで注意が必要なのは、紙幣が2ドルと5ドルしか使えないことです。日本で両替してきた場合にはコインは持っていないでしょうし、2ドルや5ドル紙幣がない場合には、事前に窓口などで細かく両替してもらっておきましょう。
ボクが買った時には、このことを知らずに、10ドル紙幣しかない状態で買おうとしました。紙幣入れに10ドルを入れますが、無情にも返却されます。困っていたら、係の女性が券売機の近くに待機していて、ボクの10ドル紙幣を取り上げて、代わりに5ドル紙幣と1ドルコイン5枚を渡してくれました。空港の駅なので到着したばかりの観光客が多く、事前に予測された事態なのですね。対応が良いです。感心。おかげで無事に切符が買えました。
出てくる切符は、日本のように小さいものではなくて、名刺ぐらいの大きさのものです。
写真は切符が2枚で、上側が表面で下側が裏面です。
切符に書かれているように、この券は6回使えます。1回目には10セントのデポジットが料金に含まれていて、3回目の利用でデポジットが返却され、6回目の利用では逆に10セントおまけされる、ようです。
MRTのホームや車内は綺麗です。安心して乗れます。
「チャンギ・エアポート」からは2駅行くと路線が分かれますが、そこが終点でした。2駅先の「タナ・メラ」という駅で乗り換えです。この時、「パシ・リス」に向かう場合と「ジュー・クーン」に行く場合と、乗った電車の降口ドアが反対です。右側のドアと左側のドアと、どちらから降りるのか注意です。どちらで降りたか忘れました。
「タナ・メラ」で乗り換えて、ホテルのある「ラッフルズ・プレイス」で下車。ホテルまでスーツケースを引きずって歩き、チェックインです。今回は、エクスペディアで予約したのですが、フロントで名前を言ってもなかなか予約が確認できませんでした。エクスペディアはよく利用しますが、初めてのケースです。「バウチャーとか持ってないか?」と聞かれて、エクスペディアの予約確認ページを印刷した紙を渡すと、無事に部屋が確認できました。シンガポールアクセントの英語は聞き取りが少し難しいです。
今回の予約は、朝食が付いていない部屋でしたが、チェックイン時にフロントお姉さんが、「通常は朝食が$100だが、今回$100で、朝食とアフタヌーンティーとドリンク1杯付いたプランがあるが、どうするか」と聞かれました。安くないので付けないことにしましたけど。
ホテルで一休みし、夕食に出かけることに。初日だし、ホテルの近くで済ませることにしました。ホテルの近くに「ワン・フラトン」という場所があって、いくつかレストランがあるので、その中の「パーム・ビーチ・シーフード」に行くことに決定。
夜の9時ごろでした。席は満席で15分ぐらい待つけどいいかと聞かれて、待つことに。10分ぐらいで席が空き、メニューを物色。ここはやはりシンガポール名物の「チリ・クラブ」でしょうと思いオーダーすると、何と売り切れ。時間が遅かったからでしょうか。蟹は「キング・クラブ」という種類しか残っておらず、1kgが$230の値段で3.2kgのカニしかないとのこと。3.2kgだとトータル$736です。日本円で、なんと¥60,000弱もします。これは高過ぎなので、仕方なく蟹は諦めて、飲み物と四種の野菜炒めとシーフード焼飯をオーダー。料理は、S, M, Lの3つのサイズがありましたが、お店の人が2人でSで十分と言ってくれたので、どちらもSをオーダー。料理が運ばれてきましたが、確かに奥さんと2人でSサイズで十分でした。
下の写真は、「パーム・ビーチ・シーフード」を次の日の昼間に撮ったものです。
ホテルに戻る前に、やはりマーライオンでしょう。うしろには「マリーナ・ベイ・サンズ」も見えます。
1日目のMRT利用:
■ チャンギ・エアポート ⇒ タナ・メラ乗り換え ⇒ ラッフルズ・プレイス
【2日目】
勝手気ままな旅なので、朝はゆっくり起きて、遅めの朝食を食べに散策を兼ねてホテルから歩いて移動。
アジア文明博物館 → アートハウス → セント・アンドリュース教会 → MRTシティホール駅前 → ラッフルズホテル
と歩きました。「ラッフルズ・ホテル」はやはり立派ですねえ。泊まりたかったけど、高いし空いてなかったので断念しましたが。
さらに、
MRTエスプラネード駅前 → マリーナ・スクエア
と歩いて、目的地の「マリーナ・スクエア」内のフードコート「ザ・ギャラリー」に到着。「るるぶ シンガポール '14」によると、「ザ・ギャラリー」は国内最大級のフードコートと書かれています。さぞ広いのかと思いきや、思ったほど広くはない。後で分かりましたが、決してここが最大の広さという感じではありません。
これが、 【 嘘つき 「るるぶ シンガポール '14」 その2 】 です。
牛肉炒め丼をオーダーしていただきま~す。う~ん、かなり美味しい。高得点。
お腹もいっぱいになったので、MRTエスプラネード駅に戻り、
MRTエスプラネード → ドービー・ゴート乗り換え → リトル・インディア
に移動です。あいにくの小雨模様の天気でしたが、「スリ・ヴィラマカリアマン寺院」へ。
中に入ります。中に入るためには靴を脱がなければなりません。
自分は一生インドに行くことはないだろうなあと思っているので、違う国でインド寺院に行けたのは嬉しいですね。
寺院を後にして、街を歩いてみます。インド風の洋服などを売るお店がいっぱいあって楽しいです。サリーのお店もあります。ただ、時々客引きがあるのでご注意を。日本人観光客慣れしているので、片言の日本語で話しかけてきます。いらない場合には断れば大丈夫です。
リトル・インディア駅に戻り、次の目的地にMRTで移動です。下は、MRTリトル・インディア駅構内。
リトル・インディア → ドービー・ゴート乗り換え → シティ・ホール乗り換え → ブギス
まで移動。
ブギスにあるアラブ・ストリートへ行きました。インド同様、アラブの国に行くこともないように思うので、アラブの雰囲気を味わえるのは楽しいです。
まずは、「サルタン・モスク」を目指します。
こちらも、インド寺院同様に、中に入るためには靴を脱がなければなりません。肌の露出が多めの服装の女性のために、上に羽織るガウンを借りることもできます。お祈りを捧げる部屋を見ることはできますが、イスラム教徒ではない人は中に入ることは許されていません。
廊下には、こんな表示がありました。イスラム教の重要な地域の時刻表示でしょうか。読めません・・・。
モスクを後にして、街歩きです。アラブ色のあるお店が並んでいて、これまた楽しいです。
ネコものんびりとお昼寝をしていました。
ブギス駅に戻りMRTで、ホテルのある「ラッフルズ・プレイス」駅に一度戻りホテル周辺を散策。昨日は夜景の写真だったので、昼間のマーライオンとマリーナ・ベイ・サンズをパチリ。
マーライオンの前では、口を開けたり、手で受けたりとポーズを取って写真を撮っている人達が見れます。下の写真は横から失礼して撮ったので角度合ってませんけどね。
夕食は、MRTサマセットまで移動して、駅直結のショッピングタウン「313@サマセット」内5階にあるフードコート「フード・リパブリック」に行きました。
「るるぶ シンガポール '14」だと「フード・リパブリック」は「オーチャード」駅にあると書かれています。またまた間違いです。ガイドブックとしては許せない誤記ですね。
これが、【 嘘つき 「るるぶ シンガポール '14」 その3 】 になります。前の2つは仕方がない感もありますが、この間違いはダメでしょう。るるぶ、ダメじゃん。
最初に「黒胡椒タマネギ鶏肉炒め焼そば」を、奥さんは有名な「チキン・ライス」を頂きました。「黒胡椒タマネギ鶏肉炒め焼そば」は見た目の色の濃さほど味付けは濃くありません。とっても美味しいです。ただ、辛い・・・。
奥さんの食べていた「チキンライス」は・・・。う~ん。一口もらいましたが、騒ぐほどすごく美味しい感じはしなかったかな。
まだ食べられそうだったので、「手羽焼きライス」を。これはとっても美味。
2日目のMRT利用:
■ エスプラネード ⇒ ドービー・ゴート乗り換え ⇒ リトル・インディア
■ リトル・インディア ⇒ ドービー・ゴート乗り換え ⇒ シティ・ホール乗り換え ⇒ ブギス
■ ブギス ⇒ ラッフルズ・プレイス
■ ラッフルズ・プレイス ⇒ サマセット
■ サマセット ⇒ ラッフルズ・プレイス
【3日目】
今日の朝食は、MRTラッフルズ・プレイス駅構内の、ちょっとしたカフェでパンとコーヒー。コーヒーは何故かオーストラリア風に、Flat WhiteやLong Blackでした。地理的にオーストラリアに近いからでしょうか。
値段は高めです。フードコートで食べた方が安上がりに済みますね。
さて、今日はベイフロントの方に行ってみます。
MRTで
ラッフルズ・プレイス → マリーナ・ベイ乗り換え → ベイフロント
ベイフロントに1年前にできたばかりの「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」へ行きます。後ろには「マリーナ・ベイ・サンズ」がそびえ立っています。
「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」には「スーパーツリー・グローブ」という人工の巨木があります。鉄骨には本物の植物を這わせるようになっていて、今後、鉄骨の巨木そのものが緑に覆われて本物の巨木のように見えるというコンセプトです。
鉄骨むき出しの状態は、周囲の植物が育っていない今しか見れないはずなので、ある意味貴重ですね。
「スーパーツリー・グローブ」は、2本の間をつなぐ橋がかけられていて、有料($5)ですが歩いて渡ることができます。通路は22mの高さにあって、下が透けて見えるので、結構スリルあります。
「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」には、「フラワー・ドーム」と「クラウド・フォレスト」という施設があるので行ってみました。両施設共通券のみの販売で$28です。窓口で『 「マリーナ・ベイ・サンズ」に泊まっているか? と シンガポール航空で来たのか?』と聞かれました。両方とも「No」だったので「Yes」と答えたらどうなるか正確には分かりませんが、どうやら割引になるっぽかったです。
お昼ご飯は、「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」内の小さなカフェでいただきました。ここ以外にも食事のできる施設はありました。
やはり当然ながらフードコートに比べたら値段は高めです。メニューにパスタがあったのでパスタにしてみました。
味は美味しいです。ただ、唐辛子多めなので結構辛いです。あと、量が少ない・・・。食べたりない。
すぐ近くに「マリーナ・ベイ・サンズ」があるので、行ってみます。
中は、近代的で巨大なマンション+ショッピングモールですね。ブランドショップも有名どころがずらーっと並んでいます。個人的にはブランドショッピングはしないし、近代的すぎて趣がないので、あまり興味がないところでした。残念。
「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」でのお昼が少な目だったので、「マリーナ・ベイ・サンズ」の中にあるフードコートに行ってみました。さすがに混んでます。席を探すのが大変でした。
ここでも「チキンライス」を試してみました(昨日のは奥さんのオーダー料理だったので)。場所柄でしょうか、ここのフードコートは値段が高いです。しかも混雑している。フードコートが目的なら、ここは避けた方がいいかな。混んでるし、高いし。観光客だらけだし。
やはり、チキンは特筆することはないです。ただ、チキンのダシで炊いたライスはとっても美味しい。
一度ホテルに戻ってから、夜の目的である「ナイト・サファリ」まで休憩です。時間を見計らって、「ナイト・サファリ」に向かうシャトルバスに乗るために、MRTで「オーチャード」に向かいます。
「オーチャード」の地下鉄から外に出ると、目の前には大きな通りが走っています。あちら側に渡る必要があったのですが、渡れるところがない。横断歩道もなければ歩道橋もない。どうやら、地下街であちら側に行ってから外に出る必要があるみたいです。そうでなければ、大通りを横断可能なところまで何百mも歩くしかない。とっても分かりにくいので「オーチャード」に行くときにはお気を付けを。
「DFSギャラリエ」前のバス停からシャトルバスでナイト・サファリに向かう予定でした。シャトルバスが1時間に1本しかなく、本当は最も早い時間の18時のバスに乗りたかったのですが、ホテルで準備に手間取り、最初のバスに乗れませんでした。仕方なく19時のバスにしましたが、やはり18時のバスが正解です。向こうで時間の余裕ができるし、トラムに乗る予定ならなおさらです。
タクシーで「ナイト・サファリ」まで行ってもよかったのですが、タクシー代およそ$25とシャトルバス2名で$10を比べて、バスにしました。タクシーなら30分ぐらいですが、シャトルバスだと「オーチャード」周辺のホテルを巡回してピックアップするのに30分ぐらいかかって、トータル60分ぐらい必要です。なので、「ナイト・サファリ」に着いたのが20時ごろ。
ちなみに、シャトル・バスにはナイト・サファリの文字が小さく書かれているだけで、とっても分かりにくいです。乗りそびれないようにご注意を。たまたま、うちの奥さんがバス停のベンチに座っていたら、隣に座っていたおばさんが、「ナイト・サファリ行くの? このバスだよ」って教えてくれたそうです。これに限らず、シンガポールは親切な人が多い印象でした。
シャトルバスは、乗るときにはお金支払い不要です。好きな席に座ればOK。ナイト・サファリ手前で係員が乗ってきて料金を集金します。この時、料金の説明と帰りのバスの時刻を教えてくれます。帰りのバスの時刻は、来る前にホテルでインターネットで調べた情報と違っていました。その日ごとに変わるのかもしれません。バスの中の案内情報は重要ですね。説明のお兄さん、ちょっと早口なので、頑張って聞き取りましょう。
シャトルバス片道は1人$5ですが、
・ナイト・サファリの入場券($35)を一緒に買うと、$1おまけで合計$39
・さらに、帰りのシャトルバスのチケットも買えば、もう$1おまけで、全部で$43
という割引設定がありました。
バスを降りると、入場チケット売り場とかがありますが、バスの中で買っている場合には立ち寄り不要です。それよりも重要なのが、日本語トラムの予約カウンターです。最初にトラムに乗るのがおすすめとガイドブックに書いてあったので、行列に並んでみました。列の前の方まで進むと、この日は日本人観光客が多かったようで、次のトラムが9:45までないとのこと。これより早い時間のトラムは、すでに満席だったようです。
並ぶ前に教えてよ!って感じです。列に並ぶときには、最初に先頭まで行って、トラムの時間を確認してからがいいです。
う~ん、9:45は遅すぎです。係員に聞いてみたら英語トラムなら早い時間にあるというのなので、日本語トラムは諦めて入場しました。ところが、入場した目の前には、英語トラム待ちの長蛇の列。あちゃーって感じです。1時間早いバスに乗れなかったのが敗因でしょう。やはり、早めに来るのが正解です。
園内地図をゲットしてみると、トラムに乗らなくても結構楽しめそうなことが分かったので、英語トラムも諦めて歩き出すことにしました。
結果的に、歩きだけで十分楽しめます。ただ、時間的に園内全部は回り切れないので、トラムの方が良い区画もありました。区画によっては、動物が居る場所の目の前にはトラムでは行けず、歩きの方が良いところもあります。両方できるのがベストですね。
園内は、夜行性の動物のことを考えて、フラッシュ使用禁止です。写真は撮れますが、カメラの設定には気を付けましょう。
帰りは、10時のシャトルバスを狙っていましたが間に合わず、バス乗り場のチケット売り場で「次は10時半」と言われましたが、少し待っていると、臨時の小型ワゴン車を出してくれました。
DFSギャラリエの向かいにあるホテル・ハイアットで降りるつもりが、係員のお兄さんがシティホールに行くと教えてくれたので、シティホールで降りることに。帰りのシャトルバスは、オーチャード周辺でぐるぐる回らずに、30分ぐらいでシティホール駅到着しました。「シティ・ホール」からMRTで「ラッフルズ・プレイス」に帰りました。
夜11時ごろの地下鉄でしたが、治安的には大丈夫な雰囲気です。女性一人の乗客とかも多かったですね。
3日目のMRT利用:
■ ラッフルズ・プレイス ⇒ マリーナ・ベイ乗り換え ⇒ ベイ・フロント
■ ベイ・フロント ⇒ マリーナ・ベイ乗り換え ⇒ ラッフルズ・プレイス
■ ラッフルズ・プレイス ⇒ オーチャード
■ シティ・ホール ⇒ ラッフルズ・プレイス
【4日目】
活動できる最後の日です。今日はお土産ゲットが主目的。
まずは、朝ごはんです。MRTで「オーチャード」へ行き、「オーチャード」駅直結の「アイオン・オーチャード」内フードコートの「フード・オペラ」で朝ご飯。
有名な「ラクサ」を試してみたかったので、「スープラクサ」をオーダー。
サイズ(スモールとミディアムがあった)と麺の種類(5種類あったのでラクサオリジナルをチョイス)と貝が大丈夫かの3点をオーダー時に聞かれました。
食べてみましたが、正直言って手ごわい味でした。「ココナッツミルクの甘さ+唐辛子の辛味+シーフードスープの生臭さ」が混然一体となった味です。特に貝がものすごく生臭い。シーフードが苦手ではないですが、それでも敬遠したくなるほど強烈。まあ、ミディアム頼んで全部食べましたけどね。ミディアムでも量は多すぎませんでした。
朝ごはんが済んだので、そこから歩いて「マンダリン・オーチャードホテル」内の「マンダリン・ギャラリー」へ移動です。歩いていると「セブン・イレブン」がありました。ここ以外にも「セブン・イレブン」はあちこちで見ましたが、ここのは変わっています。
「マンダリン・ギャラリー」では「メリッサ」という雑貨屋さんに行きましたが、さすがに「るるぶ」に載っているだけあって、日本人観光客向けです。
商品の説明書きが日本語、店員さんも流暢な日本語が話せる、さらに店内のBGMまで日本語。お客さんも日本人観光客でいっぱいなので、いったいどこにいるか分からなくなります。こりゃダメだと、急いで買い物を済ませて移動です。
色々散策しましたが、歩いている途中でオーチャード通りのビル地下にフードコート見つけたので入ってみました。ローカル色満載で、日本人はおろか観光客自体1人も居ません。地元の人がお昼ごはんを食べに来ています。こんな所がお勧めです。みなさん、料理をオーダーする前に席を確保しますが、その際にはテーブルにポケット・ティッシュなどを置きます。なので、ポケット・ティッシュが置いてある席は使ってはいけません。
ボクは朝の「ラクサ」の衝撃が残っていて食欲なかったのですが、奥さんが飲茶食べてました。とっても美味しかったようです。
その後、別のところでお土産買ったりしました。
さて、最後の晩ごはんです。今までフードコートが中心だったので、一度ぐらいは「ホーカーズ」に行ってみたいところです。買い物の場所とホテルの位置から考えて、便利な場所だったのが「ニュートン」にある「ニュートン・フード・センター」だったので、そこに行ってみました。
足を踏み入れると、とにかく客引きがすごい。断ればOKなんですが、次から次へと寄ってくるので、正直めんどくさいです。中をゆっくり見ていられない感じ。
ガイドブックには「海鮮バーベキューの店が多い」と書かれていましたが、多いというよりは、そればっかりです。どこも似たようなメニューで、しかもフードコートより高いです。この「ニュートン・フード・センター」が観光客向けだったからかもしれませんが、ちょっと選択ミスでした。
でも、味はとってもおいしかったです。
下の写真は、オーダーしたお店の店員さんと、オーダーした料理。
「ニュートン・フード・センター」ならフードコートの方が良かったな、という印象です。理由としては、
・ フードコートの方が安い
・ フードコートの方が、いろんな種類の料理がある
・ 邪魔な客引きがない
です。「ニュートン」でなければ、また違うのかもしれませんが。
明日は帰国なので、「ニュートン」からの帰りに「ラッフルズ・プレイス」駅で空港行きMRTの始発時刻をチェック。だが、MRTの始発が5:59で、フライトの2時間前に空港に着けないことが判明。仕方ないので帰りはタクシー使用です。
4日目のMRT利用:
■ ラッフルズ・プレイス ⇒ オーチャード
■ サマセット ⇒ ラッフルズ・プレイス
■ ラッフルズ・プレイス ⇒ ブギス
■ ブギス ⇒ シティ・ホール乗り換え ⇒ ニュートン
■ ニュートン ⇒ ラッフルズ・プレイス
【5日目】
最終日は、帰るだけです。
フライトが08:15なので、06:00ごろ空港到着を目指して05:30過ぎにホテルを出発。この時間(深夜0:00~早朝6:00まで)だと、タクシー料金は50%増しです。平日の早朝ということもあってか、道は空いていてとってもスムーズ。30分かからずに空港到着。
料金は、50%増しで$26弱。想定より、かなり安かったです。0:00~6:00以外にも料金が加算される時間帯(ラッシュアワーとか)があるので注意しましょう。
【その他】
レストランなどの料金に10%のサービス料が含まれているので、基本的にチップはいりません。サービス料以外に7%の税金も加算されます。
あと、テーブルにある使い捨てのおしぼりとかも有料で会計に加算されます。ホーカーズでもおしぼり代とられました。
まあ、大した金額ではありません。ただ、単純にオーダーしたメニューの単価を合計したよりも、支払額は高くなるので、お金払う前に金額の確認は必要です。
あと、ギリギリのお金でお店入ると、お金足りなくなる可能性が高いので、その点は注意ですね。
【MRTの乗り方】
最後におまけで、シンガポールの地下鉄「MRT」の乗り方です。
上の方にも書きましたが、切符は名刺ぐらいの大きさがあって、6回使えます。1度使って捨ててしまったり、毎回新規に購入しないようにしましょう。2回目からは、券売機にチケット乗せるところがあるので、最初にそこに置きます。
一度、券売機の前で切符の買い方を観光客(日本人ではない)に尋ねられました。教えながら買ってあげて、その後で「あと5回使えるから、次からは最初にここに切符を置くんだよ」って教えていたら、「え、そうなの?」と言ってカバンの中から1回だけ使った切符が2枚出てきました。分からなければ毎回買ってしまいますよね。
使い方は、日本のIC乗車券のように、改札で機械にタッチして通ります。出る時も同じです。現地の人は、日本のように、パスケースや財布に入れておいて、パスケースや財布ごとタッチしてました。もっとも、現地の人は「Standard Ticket」ではないものを使っているようでしたが。
電車の行先表示は、日本のように「次の駅」が表示されるのではなく、その電車の「終点駅名」が表示されます。どのホームに行けばいいか探すには、あらかじめ改札付近の路線図で自分の目的地の先にある終点の駅を確認しておくといいです。
それぞれの終着駅には1から順に番号が付けられています。終点の駅名が覚えにくくても、番号を覚えておけばホームには簡単に行けます。路線図は、こんな感じです。それぞれの路線の両側の終着駅に、番号が付いているのが分かります。
赤道に近く、とっても暑いシンガポールですが、MRTの車内はクーラーが効いていて、とっても快適に移動できます。車内での注意と言えば、シートの端の席がすべて優先席になっています。あと、車内だけでなく駅構内全部が「禁煙」「飲食禁止」です。違反が見つかると罰金とられますが、結構高額です。
日本も「飲食禁止」にすればいいのに。あ、あと「お化粧禁止」も是非。
でも、車内で携帯電話を使うのは大丈夫みたいです。ネットだけでなく通話もしていました。地下鉄なのにちゃんと電波がきているようです。日本だとマナー違反の通話もOKみたいで、みなさん電車の中でネットしたり通話したりしています。
複数の路線が交差する乗り換え駅では、ホーム自体が2階構造や3階構造になっています。間違ったエスカレーターに乗ると、別の階に行ってしまいます。終点駅の番号を確認しておけば間違えません。
停車駅は車内でアナウンスがあります。英語が聞き取りにくくても、分かりやすい掲示板が車内にあります。
下の写真は、「南北線」で「ラッフルズ・プレイス」から「ジュロン・イースト」行きのMRTに乗った車内の案内板です。ランプが付いている駅がこれから向かうところで、停車すると1つずつ消えていきます。これなら、今どこにいて、目的地まであと何駅かすぐに分かります。日本より分かりやすいです。
初めて行ったシンガポールでしたが、色んな表情があってとっても楽しめました。
人も親切な人が多いし、地下鉄も乗りやすいくて移動に便利。食べ物も美味しい。フードコートなら安めだし。
きっと、また行くと思います。まだまだ行ってない場所があるからね。
次回は、今回行けなかった、
・ セントーサ島
・ リバー・サファリ
・ シンガポール動物園
・ シンガポール・フライヤー
なんかに行ってみたいですね。
そして、食事はやっぱりフードコートかな。
アイルランド4泊6日 [旅行]
Posted on 27 August, 2011
2011年の8月です。会社のお盆休みを利用してアイルランドに来ています。
【 1日目 】
ヨーロッパは色んな国に来ていますが、アイルランドは初めてです。普段、ヨーロッパに来る時には、成田空港の昼の便を利用するのですが、今回は羽田からの夜便です。一日会社で仕事をしてから羽田に向かいました。アイルランドまでは日本から直行便がないので、ヨーロッパ内乗り継ぎです。今回は、パリのシャルル・ド・ゴール乗り継ぎでアイルランドの首都ダブリンに来ました。パリまではJAL便、パリからダブリンまではエール・フランスです。
まず、羽田のJALサクララウンジで一休みです。ラウンジではシャワーも使えるので、一日の仕事の疲れを落として、これからの長旅に備えます。
シャルル・ド・ゴールで乗り継いでダブリンに到着しました。シャルル・ド・ゴールは大きな空港ですが、ダブリンは小さな空港です。日本の地方空港の大きな所みたいです。
と、思ったら、小さいのは到着ゲートだけでした。パリ→ダブリンはマイナーな路線なのでしょうか?
空港から市内のホテルまでは、タクシーで30分ぐらいです。車は右ハンドルで左側通行なので、日本と同じです。レンタカーを借りてもよかったのですが、今回の旅行は遠出をする予定がないので、レンタカーはやめました。タクシーの運転はおとなしめです。市内に入ると一方通行がたくさんあります。これではレンタカーだと少し道に迷いそうです。
ホテルの部屋は、やはりヨーロッパらしく小さめです。
今日は、無理をせずにホテルのまわりを散策しました。その後、レストランで食事。
まだ一日ですが、アイルランドはなかなか美味しいです。ちょっと意外・・・。
【 2日目 】
二日目です。今回は朝食なしでホテルを予約してあったので、朝食は街のカフェで頂きました。
今日は、ダブリンの街を散策しました。
まずは、ダブリン城です。
ここの内部を見学するには、ガイドツアーに申し込む必要があります。英語のガイドツアーになりますので、頑張ってリスニングします。
ガイドのお姉さんです。歴史や年号を資料を見ずによどみなく説明してくれます。ちょっと話すスピードが速かったので聞き取りが大変でした。
続いて、聖パトリック大聖堂とクライスト・チャーチ大聖堂に向かいます。これらの教会は、入るのに料金がかかります。
続いて向かったのは、ギネス・ストアハウスです。やっぱりアイルランドと言えばギネスですよね。
5階にあるレストランでは食事もできます。
本日のスペシャルを頂きました。これが、なかなか美味しいです。
最上階のグラビティー・バーでは、入場券の半券でギネスが1杯飲めます。ここに来た人はみんな立ち寄るのでいつも多くの人で溢れかえっています。
今日の夕食はデイビー・バーンズというパブに行きました。もちろん、飲み物はギネスです。食事にはアイリッシュシチューをたのみましたが、これも美味しい。アイルランドは食事が美味しくて楽しいですね。
さて、明日はどこに行きましょうか・・・。
【 3日目 】
三日目からブログの現地での更新をさぼってしまいました。今、帰りのシャルル・ド・ゴールのエアポートラウンジです。時間が空いたのでブログの更新をしています。
まずは朝食です。色々食べ物が美味しいので、アイリッシュ・ブレックファーストにも期待です。
うん。美味しいです。
朝食を済ませて向かったのが、No.29という昔の生活の様子を再現したお家です。中は自由に見学できる訳ではなく、ガイドによる説明に同行する形になります。まず最初に、この家のかつての持ち主の簡単なプロフィールの映画を見ます。続いて、ガイドさんが説明しながら、各フロアを案内してくれます。もちろんガイドさんの説明は英語なので、頑張ってリスニングします。残念ながら、内部は写真撮影禁止です。大きめな荷物も受付に預けなくてはなりません。ということで、外にあった看板の写真を。
これだけでは伝わらないと思うので、ネットで調べたら、専用サイトがありました。ご参考まで。
http://www.esb.ie/main/about-esb/numbertwentynine/default.htm
次に向かったのが、今回の旅の目的である「トリニティー・カレッジ」です。ここに保管されている「ケルズの書」を見るためにやってきたんですから。ケルズの書はアイルランドの国宝で世界で最も美しいと言われている装飾写本です。ここも内部は撮影禁止です。入口前の行列だけどうぞ。
お昼にはフィッシュ&チップスに挑戦。
う~ん・・・。残念ながらいまいちです。フィッシュ&チップスなら、やはりシドニーですね。ロンドンよりもダブリンよりも美味しいです。
テンプルバーやホテルの近くを散策。お土産などを探しました。週末とあって、人が多く出ています。路上で音楽を奏でる人やアートな作品を作っている人などがいます。
では夕食です。
クラムチャウダーとヒレステーキ。
ヒレステーキは「ミディアム・レア」と言って、ミディアム・レアでちゃんと出てきました。合格。味は、どちらも美味しいです。ちなみに、お店の外観はこんな感じです。
【 4日目 】
一回ぐらいは、ホテルの朝食を食べてみましょう。
いたって普通です。
今日の行動は、セント・パトリック教会 → Jameson蒸留所 → ナショナルギャラリー → お土産ゲット の予定です。まずは、セント・パトリック教会。アイルランドで最も大きな教会だそうです。
中には、ガリバー旅行記を書いたスイフトさんと、その永遠の恋人のステラさんのお墓があります。
ここからさらに歩いて、Jameson蒸留所に向かいます。途中で、歩行者用押しボタンとトラムの券売機を写しました。
Jameson蒸留所です。
ここではアイリッシュウイスキーJamesonの蒸留過程の見学ができます。
ここでもガイドツアーのみです。またまたリスニングを頑張ります。
ガイドのお姉さんです。このガイドのお姉さんは比較的ゆっくり話してくれました。割と聞きやすかったです。
見学が終わるとJamesonの試飲ができます。
う~ん・・・。パリのラウンジで書けたのはここまでです。後は日本に戻ってから追記します。
日本に戻ってきてなかなか時間が取れずに放置していましたが、やっと最後の部分を書きます。
Jamesonの見学の後、併設のお土産屋さんでミニボトルの詰め合わせを買おうとしたのですが、なんと法律で12:30以降でないと買えないとのこと。ここは一旦昼食に出て、後で戻ってくることにしました。お土産屋さんのお姉さんが、近くにいいパブがあるので行ってみるといいですよと教えてくれました。ガイドブックで見ると、確かに近くにダブリンで一番古いパブがあります。お勧めどおり行ってみましょう。
The Brazen Head。1198年創業のダブリンで最古のパブです。アイルランドのパブではお酒だけでなく料理も食べられるので、ランチなどでも利用できます。この日もフランス語の家族が小学生ぐらいの子供連れで来ていました。
飲み物は、やはりギネス。
食事は牛肉とギネスのシチューです。
食事を終えてから、再びJamesonのお土産屋さんに戻って、先程買えなかったミニボトルの詰め合わせをゲット。
トラムに乗って、ホテルまで戻ってきます。途中でグラフトン・ストリートを通るのですが、この通りでは色んなアーティストが路上でパフォーマンスを行っています。いくつか紹介しましょう。
この後、ホテルに荷物を置いて、ナショナル・ギャラリーに向かいました。ここでの目的はフェルメールの『手紙を書く婦人と召使い』なのですが、ナショナル・ギャラリー自体が改装中で、そもそも保有している絵画の一部しか展示されておらず、『手紙を書く婦人と召使い』は見当たりませんでした。この絵画は、日本に来ている時に見たことがあるのですが、できれば本来の展示場所で見てみたかったです。ホテルに戻ってからインターネットで調べてみたところ、貸出し中とのこと。さて、どこに貸し出されているのかと思ったら、何と日本でした。京都→宮城→東京で、フェルメール3作品が展示されているようです。
夜は、ホテルのバーでアイリッシュウィスキーと共に、食事をしました。
【 5日目 】
さて、短いもので、帰国の日です。
まずは、ダブリンの国際空港。
Priority Passを使って、飛行機の時間までラウンジでのんびりします。
これが、本場アイルランドで飲む、最後のギネスです。缶ですけど・・・。
この後、フランス経由で日本に帰ってきました。
ポルトガル5泊7日 [旅行]
Posted on 30 April, 2011
2011年のゴールデンウィークです。
【 1日目 】
ゴールデンウィークを利用して、ポルトガルに来ています。
元々ヨーロッパ好きなのでヨーロッパは色々訪れているのですが、ポルトガルは初めてです。パッケージツアーも探しましたが日程が合いません。あまりメジャーではないのか選択肢も多くはありませんでした。そこでフライトとホテルをインターネットで予約。ホテルの予約はエクスペディアからしました。
リスボンまではダイレクトフライトがないのでヨーロッパ内で乗り継ぎです。別にどこ経由でもよかったのですが、予約したのはロンドン ヒースロー経由でした。ヒースローまではJAL便、ヒースローからリスボンまではBAです。
ボクはJGCメンバーなので座席クラスに関わらず成田ではJALのサクララウンジが使えます。今回もいつものようにサクララウンジに行きましたが、さすがに混んでました。さて、久々にJAL便に乗りましたが、離陸後最初のドリンクサービスがありません。コストダウンかな。
ヒースローでは3時間以上の待ち時間があります。こんな時のためにPriority Passを持っているので、使えるラウンジを探して入ります。ラウンジにいれば無料でドリンクも飲めるし軽食もあるので待ち時間には有効です。ヒースローは全面禁煙です。喫煙所はないのて、愛煙家の人は覚悟してください。どうしてもというのなら、一度入国して空港の外に出る必要があります。
リスボン着は夜の10時。入国カードもなくスムーズでした。驚いたのは荷物受け取り所の近くに喫煙所があること。ヒースローとは違ってタバコに厳しくないようです。
荷物をピックアップして、タクシーでホテルに向かいました。30分ぐらいです。タクシー代は荷物があると追加料金がかかります。あと、時間が遅いのでその分高めです。今回はアベニーダ パレスというホテルです。ホテルのロビーでもタバコが吸えます。これもビックリ。
ホテルの部屋はあまり広くなくヨーロッパ的です。
ロビーがとっても綺麗です。
【 2日目 】
二日目は、リスボン市内の観光です。
トラムに乗ってベレン地区に移動です。地球の歩き方には1.40ユーロと書かれてますが、2.50ユーロでした。一日券買うべきでした。一日券は地下鉄やバスも乗れて、地下鉄の駅の自動販売機で買えます。4.00ユーロ弱ぐらいだったような。
ベレン地区には世界遺産があります。
まずは、ジェロニモス修道院。
るるぶによれば、マヌエル様式の最高傑作だそうです。
続いてベレンの塔。
16世紀に河口を守る要塞として建てられたらしいです。
リスボン中心に戻ってきて有名なケーブルカーに乗ります。3.00ユーロです。乗っている時間は短いですが、歩いて登ると大変そうでした。
近くには、サンタ・ジュスタのエレベーターがあり、観光客が列を作っていました。
1902年に市民のために造られた45mのエレベーターです。
夕食は、シーフードスープとステーキです。なかなかポルトガルは美味しいです。
食事の帰り、ロシオ駅近くのロシオ広場でイベントやってました。裏道でなければ夜10時過ぎでも危なくないみたいです。
夜のアベニーダ パレスはこんな感じ。
【 3日目 】
まずは朝食です。
特に珍しくないヨーロッパの朝食です。このホテルは食堂に入る時に宿泊客かどうかのチェックをしません。二階の奥に食堂があるからでしょうか。
今日はバスに乗ってリスボン郊外まで行きます。アレンテージョのエヴォラです。事前にホテルの人にバスターミナルの場所が動物園の前だと教わっていたのでメトロに乗って動物園まで行きます。メトロも安全で乗りやすい印象です。
さて、動物園の前に来ましたがバスターミナルがありません。近くにバスを止めていた運転手さんに聞いたところ、親切にも連れて行ってくれました。300mぐらい離れていて分かりにくいところにありました。
バスターミナルてチケットを買いバスを待ちます。エヴォラまでは1時間半ぐらいです。エヴォラに着いても運転手さんはエヴォラだとは言ってくれません。少し休憩するような事をポルトガル語で言ってバスを降りました。このバスはエヴォラが終点ではないので、降り損ねないようにしなければいけません。売店のお姉ちゃんに聞いてエヴォラだと分かりました。よかったよかった。
エヴォラは1986年に世界遺産に登録された、城壁に囲まれた街です。バスは城壁から徒歩10分ぐらい離れて止まります。どちらが街か分からないので売店のお姉ちゃんに聞くと、英語ができないらしいです。「英語だよ」って言っておじさんを呼んでくれました。おじさんは親切に地図もくれて説明してくれました。地図常備なんて、質問する人多いのかな?
まずはカテドラルに向かいます。カテドラルには天正遣欧少年使節団も弾いたパイプオルガンがあります。
カテドラルの近くにはローマ神殿の一部が残っています。2~3世紀の建造でイベリア半島に残るローマ遺跡の中では保存状態がいいらしいです。
最後にサン・フランシスコ教会。ここは、人骨堂があることで有名です。
この日は5月1日のメーデーなので多くのお店は閉まっています。それでも名所は入れました。
お昼は「町の食堂」って感じのお店に。オムレツ頼んだら、上に山盛りのポテト。こんなオムレツ初めて見ました。
帰りも同じくバスです。掲示板を見ると同じ時間にリスボン行きが二本あってどちらか分かりません。乗り場番号も表示されてないし。やれやれ。一本目のバスの運転手さんに聞いて、違うと判明。無事、二本目に乗りました。帰りは途中で高速が渋滞し、二時間ほどかかりました。
リスボンに戻り、街を散策。ケーブルカーの写真など。
夕食はホテルから5分ほど歩いてレストランに入りました。
ここ、料理はそこそこ美味しいのですが、待たされる。オーダーしてから30分ぐらい待たされました。待てずに帰ってしまった客もいました。その意味ではダメな店でした。
オーダーしたのは、魚貝類のグリルです。ポルトガルはボリュームがあるので要注意です。
【 4日目 】
今日は二日目に行けなかった市内散策をします。
トラムに乗って少し西にいきます。そこから歩いて、サン・ジョルジェ城を目指します。が、道に迷ってしまいました。地図を見ても良く分からないのでスマートフォンのGPS始動です。無事にたどり着くことができました。
サン・ジョルジェ城は高台にあるので眺めがすばらしいです。
サン・ジョルジェ城からの帰り、ランチです。ポルトガル名物のイワシのグリルです。一人前四匹はちょっと多いです。
ランチを済ませて、散策続行。カテドラルまで歩いてきました。
その後、一旦ホテルに戻り、このブログを書いてます。今夜のディナーは何にしようかな?たまにはポルトガルでイタリアンでも試してみましょうか。
【 5日目 】
リスボンに来た人ならほとんどの人が行くと思われるロカ岬に行きました。
電車とバスを乗り継いで行きますが、Bilhete Train & Busというチケットを買っておくといいです。リスボンからの電車と着いてからのバス代が含まれていてお得です。ボクはリスボンのロシオ駅で昨日のうちに買っておきました。今回の宿のアベニーダ パレスの隣がロシオ駅です。駅の窓口でBilhete Train & Busと言えば買えます。一日券なので使用する日を聞かれます。
チケットはこんな感じ。
まずは、電車でシントラまで行きます。駅のホームに入ろうとしますが、ICカードの自動改札になっています。買ったチケットはただの紙なので自動改札か開きません。
入れないので窓口に行って聞きます。すると、一番右の改札へ行けと言われました。そこは車椅子が通れるような改札なだけです。しばし途方に暮れていると、駅員さんが開けてくれて入っていく人がいます。急いでチケットかざしながら後について入りました。これで電車に乗れます。シントラまでは10分間隔ぐらいで出ています。
シントラは、リスボンから西へ30kmぐらいの山の中の街です。電車で40分ほど。なかなか可愛い駅舎です。
まずはシントラ観光です。シントラには王宮、ムーアの城跡、ペーナ宮殿、レガレイラ宮殿などがあります。それぞれ離れているのでバスで移動です。このバス代もBilheteチケットに含まれています。では王宮に行きましょう。
中はこんな感じです。
王宮見学を終えたらシントラの街の散策です。小さな可愛らしい街です。
ちょうどお昼どきなのでランチです。素朴な家庭の味とガイドブックに書かれていたバカリャウ・ア・ブラスを食べました。干しタラとタマネギを炒めて千切りのフライドポテトを合わせて卵でとじたものです。なるほど素朴な味で美味しいです。
さて、いよいよバスに乗ってロカ岬に向かいます。ロカ岬にバスが着いたら何かアナウンスがあると思っていたのですが、それらしい所に来ても何もありません。全員降りるかと思っていても降りない人もいます。結局降りそびれてしまいました。あわてて停車ボタンを押して、次のバス停で降りました。幸運にもすぐ近くで降りれたので歩いて戻りました。
ロカ岬には、ポルトガルの詩人カモンイスの詩を刻んだ石碑があります。
また、ここではユーラシア大陸最西端に来ました証明書を有料で発行してもらえます。5ユーロと10ユーロの二種類ありますが、奮発して高い方にしました。
ちなみに、5/1はメーデーでインフォメーションが閉まっていて、証明書を発行してもらえません。ゴールデンウィークに行こうと思う人は注意してください。
再びバスでシントラに戻り、電車でロシオ駅に帰ります。バスは本数が少ないので、着いた時にチェックしてください。ただし、何故かバス停の時刻表は間違っています。インフォメーションの中に貼ってある方が正解です。
リスボンでの食事は最後です。少し歩いて地元っぽいレストランに入りました。
ディナーは豚肉にしました。
少し固かったですが、ニンニクと塩とコショウのシンプルな味付けで、結構美味しいです。味付けがシンプルなのでしつこくないのがいいどすね。
あ、もう12時を過ぎました。明日は早くも日本に帰る日です。それでは、お休みなさい。