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マルタ共和国への旅 ~その3~ [旅行]

Posted on 16 Aug, 2015

マルタのお話、その3です。

マルタ共和国への旅 ~その2~ に書いたように、現地のゴゾ島ツアーについてです。マルタは、主要な島が3つあります。マルタ島、ゴゾ島そしてコノミ島です。マルタ島だけでも観光するところはたくさんあるのですが、せっかくなのでゴゾ島にも行きましょう。

マルタ島からゴゾ島に行くには、マルタ島の北西にある港からゴゾ島息のフェリーに乗ります。ゴゾ島での移動の足の問題もあるので、レンタカーを借りるか現地のツアーに参加してしまうのがいいと思います。今回は、現地のツアーに参加しました。

まず、日本で現地ツアーの情報を集めて申込みをします。ネットで検索すると、VELTRA というサイトが見つかりました。ここで見ると、ツアーが2種類あります。

1つは「送迎付き ゴゾ島1日観光ツアー」です。この記事を書いている時点で、料金は EUR 57.00 です。為替レートによって差はありますが、7,000円~8,500円ぐらいといったところでしょうか。それほど高くないです。ただし、「英語ガイドのみ」と書かれています。
そしてもう1つが「日本人公認ガイドと巡るゴゾ島ツアー」です。こちらは車貸切でガイドさんも専属です。もちろん日本人のガイドさんなので、日本語ツアーです。でも、とっても高いです。同じくこの記事を書いている時点で EUR 220.00 です。3名なら EUR 180.00、4名なら EUR 145.00、5名だと EUR 125.00 という人数に応じた割引はありますが、今回の旅行は2名なので適応されません。EUR 220.00 だと、英語ツアーの EUR 57.00 の4倍弱の値段です。貸切ツアーなので仕方ないとは思いますが、高いです。専任ガイドなので説明もしっかり聞けるし、日本語なのは楽ですが、値段のことを考えて、1つ目の英語ツアーの方にしました。

また、現地ツアーに関しては、他の現地旅行会社のサイトにも情報があります。
Japan to Malta Tourism現地発オプショナルツアー日本人ガイドのゴゾ島ツアー
Globalair travel & tourism - Malta → ゴゾ島ツアー
それぞれのサイトを比較すると分かるのですが、どうも全部同じ内容みたいです。基本的に料金も変わりません。ということは、共通のツアーを色々な旅行会社が取り扱っているだけということになります。内容は全部同じなので、どこの会社を通じて申し込むかという差しかないですね。
今回は、Japan to Malta Tourism のサイトから、英語ツアーのゴゾ島1日観光を申込みました。

では、参加したツアーの内容です。
まず、朝の9時に指定したホテルにピックアップに係りの人が来ます。ちなみに、この時点から英語です。すぐにバスに乗ってフェリー乗り場の方に向かうかと思ったら、バスまで少し歩かされました。近くの別のホテルの前にバスが停まっていて、係りの人に連れられて向かいます。その途中で別のホテルにも寄って、同じツアーに参加する人を拾っていきます。

バスに乗ると、色々な国から来た観光客が参加しているので、様々な言語が飛び交っています。今日1日、この人たちと回るのかなと思ったら、それも違いました。フェリー乗り場に向かうバスの中で説明(もちろん英語)されるのですが、フェリーを降りてゴゾ島に着いたら、別のバスに乗り換えるようです。で、そのバスはガイドの言語によって振り分けられているのです。英語ツアーだと思ったら、英語以外の言語のガイドさんもいるようです。英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語などがあったと思います。このツアーは英語のみではなかったんですね。でも、日本語はありませんよ。バスの中の説明では、希望する言語のガイドさんの名前を言われるので、その名前を憶えておきます。この説明は、英語以外の言語でもされたと思います。

マルタ島からゴゾ島へのフェリーは30分ぐらいだったと思います。参加する人はたくさんいて、フェリー乗り場は以下のようなごったがえし状態でした。

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フェリーには、カフェやコンビニみたいな小さなお店もあるのですが、カフェは大混雑でした。特に食べ物や飲み物が必要でなければ、デッキで写真を撮っていればすぐに着きます。

フェリーを降りると、各自自力で希望の言語のガイドさんを見つけます。申し込んだのは英語ツアーですが、別の言語のツアーに参加しても大丈夫な感じです。まあ、英語しかできないので英語に参加しましたけど。

ここから先は英語ツアーに参加した人と一緒に1日観光します。マルタ島に行く計画をするまでは知らなかったのですが、マルタ島は公用語がマルタ語と英語だということもあり、英語を勉強する留学先としても人気があるそうです。公用語の1つが英語だということ、ユーロ圏でしかも物価が安いということ、治安が良いということから人気なんだそうです。この1日観光バスでも、マルタに短期語学留学に来ていた日本人3名とご一緒しました。日本人は、我々を含めて5名でした。それ以外には15~20人ぐらいが参加していた感じです。

ガイドさんが、バスで移動中に説明したり観光する場所で説明してくれます。まあ、全部英語ですが。これらは、ガイドブック片手について歩けば全部聞き取れなくてもOKです。ただ、短い自由行動の時間もあるので、最終的な集合場所と集合時間は聞き取れるようにしましょう。そうでないと、取り残されかねません。

あと、このツアーには昼食が含まれています。昼食は20人ぐらいがいくつかのテーブルに分かれて一緒にとりますが、同じテーブルの人とのおしゃべりぐらいはできた方がいいでしょうね。今回は、韓国系アメリカ人の観光客4名と一緒にテーブルを囲みました。お互いにだまっているのは変な雰囲気だし、普通の会話ぐらいは英語でできないと困るかもしれません。

ツアーには含まれていませんが、自由時間でアズールウィンドウで小舟に乗ったり、きれいな教会に入ったりもしました。

こうやって1日のツアーが終わると、バスで港まで戻ってきてフェリーでゴゾ島に帰ります。ゴゾ島の港からは、行きと同じようにホテルまでバスで送ってくれます。

博物館の中です。
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石造りの神殿跡です。
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同じツアーに参加していた皆様です。
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アズールウィンドウの小舟乗り場です。
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アズールウィンドウで乗った小舟です。1人EUR 2.00でした。安いので乗る価値ありです。
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自由時間に気に入って入った教会です。
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教会の内部です。
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マルタ島は、日本から直行便もなく行きにくい国ですが、地中海の島国らしく明るくてとてもいいところです。ユーロが使えて英語が通じるので敷居は高くないと思います。
現地の人もフレンドリーで、物価も安いです。小さな国ですが、見るところがたくさんあるので1週間ぐらい滞在してもやることがなくなることはない感じです。今回4泊したのですが、短すぎました。ぜひ、また機会を見つけて行ってみたいですね。

みなさんも、機会があれば訪れてみてはいかがですか。


マルタ共和国への旅 ~その2~ [旅行]

Posted on 13 August, 2015

マルタ共和国への旅 ~その1~ を書いてから、なかなか時間が確保できず、すっかり日にちが過ぎてしまいました。

今回は、観光や食事などについて少し書いておきたいと思います。

今回宿泊したホテルは、スリーマという街です。小さな湾を隔ててバレッタの向かい側です。ホテルの目の前には湾の景色が広がっています。

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この湾からは、向かい側のバレッタの街に向かうフェリーなどが発着しています。

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湾を船で渡ってしまえば、スリーマからバレッタはすぐです。フェリーで10分ぐらいだったでしょうか。でも陸路でバスなどで移動すると、ぐるっと湾を回って行かなければならないので時間がかかります。スリーマ⇔バレッタのフェリーはとても便利でした。

また、この湾からは観光用のバスなども発着しています。マルタ以外でも海外の主要な観光地で見かける、二階建ての観光バスです。湾に沿った道を歩いていくと、スリーマ・バレッタ間の移動フェリーだけでなく、観光用の半日クルーズや1日クルーズなどの観光フェリー、それに観光用バスなどのチケットを販売する小さなブースがいくつも連続して立っているのに出くわします。チケット売りのブースには売り子の人がいて、前を観光客が通ると一所懸命にアピールして売り込みをします。でも、決して強引でもなく、しつこくもないので、必要なければ「No Thank you」と言って通り過ぎれば、それ以上は売り込みはされませんでした。しつこい売り子さんが居ると、その前を歩きたくなくなりますからね。これは重要。

観光バスや観光フェリーのチケット販売ブースの前には、こんな感じの看板も立てられています。

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上の2枚の写真、どちらも左側は二階建て観光バスの宣伝です。このように、二階建て観光バスは2つの会社が運行しています。1つは「Sightseeing Malta」で、もう1つが「Malta Sightseeing」。ものすごく似ています。それぞれのバスで、運行ルートや運行時間が少し違うので、事前にネットで調べて、自分の希望に合った方を選んでください。

それぞれの実際に運行されているバスは、こんな感じ。

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バス自体も似てるんです。 今回の旅で利用したのは、上の写真の一番下の青いやつです。最初にバス停で待っているときに、一番上のバスがちょうどの時間に来たので乗ろうとしたら、運転手に「あんたのチケットは別の会社のバスだよ」と止められました。うげ~、似てて良く分からん! 利用される方は間違えないように気を付けてください。
どちらの観光バスも、ネットにサイトがあるので、行く前に事前に調べて計画を立てるといいと思います。URLは、他の観光に役立つサイトと合わせて、一番下に書きますね。

マルタ島は、とても小さい島なのですが、鉄道が通っていないので移動にはフェリーかバスやタクシーあるいはレンタカーを利用するしかありません。地元の観光ローカルツアーも色々あるので、それに参加するのもいいと思います。今回の旅行では、ゴゾ島にいく現地ツアーに参加しました。その話は、~その3~にしておきます。

今回の記事の最後に、ちょっと食事のことについて書いておきます。マルタへは日本からの直行便が飛んでいないので、ヨーロッパのどこかの都市でフライトの乗り継ぎが必要になります。
マルタ共和国への旅 ~その1~ にも書きましたが、今回のマルタへはパリ経由で行きました。せっかくパリを通るのでマルタに飛ぶ前にパリで2泊しています。マルタの通貨はユーロなのでパリと同じなのですが、物価という点では大きく違います。まあ、パリと言えば、同じユーロ圏でも物価が高い都市なので、そこと比べるのもどうかとは思いますが、感覚的には2~3倍近くの差がある印象です。例えば、同じ夕食にかける金額にしても、その位の感覚です。

あと、食事と言えば、マルタのレストランの料理は一般的に言って量が多めのようです。中には、同じメニューでも通常の量のものと少なめの量のものがある場合があります。そんなにたくさんは食べられないと思ったら、同じメニューで少ない量のものはありますか、と聞いてみるといいです。

ビールなどのアルコール類も、比較的安いです。例えば、次の写真のような看板がレストランにありました。

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パイントで2.5ユーロなら安いと思います。

では、~その2~ はこれくらいで。覚えていれば、ゴゾ島現地ツアーの話を ~その3~ で。

以下、観光の下調べに参考になりそうなサイトのURLです。

Visit Malta ・・・ http://www.visitmalta.com/en/
Heritage Malta ・・・ http://heritagemalta.org/
Malta Public Transport ・・・ http://www.publictransport.com.mt/
Your gateway to Gozo ・・・ http://www.gozochannel.com/en/home.htm
Island of Gozo ・・・ http://www.islandofgozo.org/
Malta sightseeing ・・・ http://www.maltasightseeing.com/
Sightseeing Malta ・・・ http://www.city-sightseeing.com/tours/malta/malta.htm
マルタ観光局 ・・・ http://www.mtajapan.com/index.html
マルタ島ナビ ・・・ http://www.maltanavi.com/index.html


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